【ネタバレ注意】ミリオンBC2018年6月号の感想

ミリオンBC2018年6月号までのネタバレ有なので注意です。








































思ってることを適当に書きなぐっているだけなので、文章も文脈もぐちゃぐちゃかと思いますがご了承を。

いやあ、辛いですね。
4月号の締めで何かあるとは思って今したが、ここまでとは思いませんでした。
まさに、Clover全員のメンタルがキツイ状態になっていますね。
私も、読了直後はかなり心が折れていました。

皆と楽しもうとしたはずなのに、かえって逆に傷つけてしまった海美。
何もできないと思い悩む星梨花
志保を励まそうとしてもキツイ言葉で返された可奈。

そして志保です。
早く一人前にならないといけないという焦りの中、メンバーで一人だけ遅れているのに、かなりショックを受け、さらに大好きな家族であるりっくんにあそこまで言われると、彼女の心の傷は計り知れないものだと思います。

(余談ですが私は、志保から可奈へのセリフでダメージを受け、りっくんのシーンでとどめをさされた感じです)

そもそも、志保がアイドルになった動機が、少し特殊なのです。

多くの子たちは「アイドルが好き」「ステージで歌って踊るのが好き」「ファンの皆を楽しませるのが好き」といった、動機が「自分」にある訳で、これは極々自然な事です。

しかし志保は、アイドルになったのはあくまでも「家族を助けるため」「弟と母親に二人でいさせてあげたいため」という、動機が「自分以外の人物」にある訳です。

もしその「自分以外の人物」に、自分の想いが伝わらない(望まれていない)としたら、「アイドルの北沢志保は何がしたいのか」がブレてしまう可能性があります。
以前の話で翼に「誰かに結果を出せって言われているの?」という言葉も、それを暗に表していたのではないかと思います。

そんな志保をなんとか仲間が支えてあげていって欲しいです。

亜利沙が、一つの光が集まって、大きな輝きを生み出すと言っていたように、Cloverや劇場の皆が志保の心を開いて行ってほしいです。

少し話がそれますが、私が以前触れた作品にも似たようなものがあります。
主人公は大切な人を殺され、その復讐のために旅に出ます。つまり、この主人公も「自分以外の人物」のために行動していました。そのために、非合法的な事も多くしていきました。
しかし、ふとしたきっかけでその大切な人が「復習なんて望んでいない」ということを知って行動動機を否定されてしまい、主人公の心が折れかかってしまいます。
でも、仲間の助力もあり、主人公は「殺された大切な人」のためではなく、「大切な人を奪われた自分」のために復讐を成す、と再び立ち上がりました。

この話は物騒な話ですが......言いたいのは、志保も「自分」のためにアイドルをして、そして「仕事だから」ではなく、心から楽しんで、本当の笑顔をステージで見せてほしいということです。

四葉のCloverは幸せの象徴。4人で幸せなステージを作れますように。